インプラント ※保険外診療
インプラント治療は欠損を補う治療法であることはすでに広く知られており、また確立された治療法といえます。
このインプラント治療のメリットは「ブリッジに比べて健全な歯を削る必要がない」とか、「義歯に比べてしっかりとかめる」など短絡的に考えられがちですが、口の中全体の噛み合わせの保全に大きく貢献しています。
咬合崩壊を食い止める大変重要な役割を担っていることがあまり知られていません。
10年保証と定期メインテナンス
当院のインプラント治療は10年間保証されます。つぎのようなケースで保証の対象となります。
かたい物を噛んだ際に、上部構造が破折した。所定の定期メインテナンスを受けていたが、インプラント体が脱落または破折してしまった。
上記以外の場合でも対象となるケースがございますので、不安な方は一度ご相談下さい。
なぜ保証が長いのか?
当院では充分な検査を元として、たくさんの実務経験や手術実績で認定された歯科医師が治療を行っております。そのため、インプラントの再手術や再治療等のケースはきわめて稀でありますが、そのうえで患者様の万一に備えて保証制度を設けております。
インプラントは担当医による適切な治療とその後の定期的なメインテナンスがあれば10年以上は確実にお使いになれます。
当院は「インプラント10年保証」ガイドデント認定歯科医院です
- インプラント10年保証
- 転居後も安心の全国ネットワーク保証
- 第三者による公正で透明な保証制度
お引越しなどにより当院への通院ができなくなった場合でも、全国に626以上あるガイドデント認定会員歯科医院をご紹介いたします。
ガイドデント認定会員歯科医院とは?
ガイドデントは「インプラント10年保証」においてインプラント治療をおこなっている歯科医療機関を対象に認定制度を設けています。
診断におけるCT画像の利用有無や診療設備、メインテナンス体制など、90以上の審査項目から構成されるスコアリングシステムにより評価し、 一定水準以上のインプラント治療を遂行する能力を有する歯科医療機関を「ガイドデント認定歯科医療機関」とし、認定歯科医療機関を通して該当患者に「インプラント10年保証」を提供しています。
インプラント10年保証システム「ガイドデント」について>>「インプラントしてみたいけど、手術がこわい」
そう思っていらっしゃる患者様は多いのではないでしょうか。
私たち歯科麻酔科医はそんな患者様の不安な気持ちに寄り添い、快適な歯科治療を受けていただくための手助けをいたします。
具体的には「静脈内鎮静法」という方法で、点滴から鎮静剤を投与し、緊張がほぐれた状態で治療を受けていだだくことが可能です。こんな方法があるならもっと早くインプラントを受けたかった、治療中の不快な記憶があまり残らずに楽だった、次回もこの方法でインプラントしたい、とのお声を多数いただいております。
また、子供の頃から歯科治療が苦手で今も歯医者さんに怖くて行けないという歯科治療恐怖症の患者様や、歯科器具が口に入るだけでオエッとなる嘔吐反射のある患者様にもこの静脈内鎮静法は有効です。
当院の静脈内鎮静法は、歯学部付属病院ならびに厚生労働省認可施設における医科研修を受けた日本歯科麻酔学会専門医が行います。安心、安全な麻酔管理に努めてまいりますので、ぜひご相談ください。
インプラント手術の方法
当医院使用のZimmer Bioment社インプラント施術動画です。
インプラントは咬合崩壊を食い止める大変重要な役割を果たす
たとえば、以下のような状態をご想像ください。
1.ブリッジは土台の歯の負担が大きく、やがて歯根の破折によって最後部の歯を失います。
負担過重による左下7の歯根破折
抜歯した左下7
2.部分義歯になるとバネをかける歯の負担が大きく、グラグラになり失われていきます。
また、反対側の歯ばかりで噛むようになり、バネをかけた歯や奥の歯が破折したり歯周病の進行を加速させることもよくあります。
歯欠損に対する片側部分義歯
負担過重による鈎歯歯周病の進行
3.両奥歯を失った入れ歯はさらにバネの負担が大きく、さらに歯を失います。
負担過重による左下顎両側欠損のパノラマレントゲン
下顎両側部分義歯
4.下の歯が上の歯を突き上げるようになり、上の歯を失います。
さらに上顎に欠損が拡大したパノラマレントゲン
上下の部分義歯
5.こうなると、上下の歯がしっかり噛み合う場所はなくなり、それでも噛もうとしますから義歯は頻繁に破損します。
義歯の破損
金具の破損
このように結局失った歯の負担のしわ寄せは他の健全な歯におよび、その寿命を縮めているということが極めて大きな問題といえます。
これが少数の歯の欠損であっても早めにインプラントで補って対処した方がいいことの最大の理由です。インプラントは噛み合わせのバランスの保全に大きく役立っていくのです。
傷(欠損)を大きく広げてしまう前に、インプラントを用いて欠損部を最小限に食い止めたいものです。
歯科用CT
インプラントを行う際には、歯と骨の状態、位置関係が重要となります。
歯科用CTを使用することで口腔内を3次元的に映し出し、正確な骨の形態を把握し、安全なインプラントを行うことができます。
治療の目安
治療の内容 | 歯のないところにスクリュー型人工歯根を埋め込み、その上に歯を作ります。 Zimmer Bioment社のインプラントシステム(薬機法承認済み)を採用しています。 |
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リスク・副作用 | インプラントは外科手術を伴う治療です。手術を行うため神経麻痺や血管の損傷などの可能性があります。まれにチタンにアレルギー反応を起す患者さんもいらっしゃいます。 |
治療期間の目安 | 6ヵ月~1年 |
治療回数の目安 | 5回~10回 |
治療費総額の目安 | 失われた大臼歯(1本)にインプラントを埋入し、オールセラミックをかぶせた場合 40万円 ※上部構造を含みますが、その素材によって治療費が異なります。 ※骨移植が必要となる場合など、骨の条件によって別途治療費がかかる場合があります。 |